こんにちは!のかです。
著者も子どもたちも「食べ物」の絵本が大好きです。
食べ物が出てくるだけで、
目をキラキラさせてページをめくりたくなります。
食べ物絵本は、ただ読むだけでなく
「ごっこ遊び」「食育」にもつながる魅力があります。
今回は、そんな 食べ物の絵本おすすめ8選 をまとめてご紹介します。
※本記事では、著者名は「敬称を省略」させていただいております。
また、文と絵の担当が異なる場合は 作者名のみを表記 しています。
重ねてご了承ください。
親子で“おいしい時間”を楽しむおすすめ8選
1『おとがあふれてオムライス』(夏目義一)
- 内容:お父さんが子どもと一緒に「オムライス」を作る過程で聞こえてくる「音」を楽しむ絵本。
- 対象年齢:2歳〜
- ポイント:切る・炒める・盛り付けの音を聞きながら、一緒にごはんを作っている気分になれる。
◎著者おすすめポイント
絵本は「音を言葉にする達人たち」が描いていると思わされる絵本です。つまり、「わかる、そう聞こえる!」と感じる、そんな絵本です。また、フライパンで焼かれた薄焼き卵のイラストがいつ見てもおいしそう。
2『のりまき』(小西英子)
- 内容:ごはんに具をのせ、のりでくるくる巻いて…「のりまき、できあがり!」
- 対象年齢:2歳〜
- ポイント:手順がわかりやすく描かれていて、どんどん具を乗せていくところがワクワクしてくる。
◎著者おすすめポイント
のりまきは手軽に作れるので、子どもと一緒に何度も作りました。色鮮やかな具の絵が目を引きます。のりまきのはしっこの具が飛び出ているところも細かく描かれていて、「こんなふうになるんだ!」と長女が驚いていたのが印象に残っています。
3『ぼくのぱん わたしのぱん』(神沢利子)
- 内容:3人の子どもたちが、おやつのパンを作るお話。
- 対象年齢:3歳〜
- ポイント:子どもだけで作るけど、作り方は本格的!動きのある絵も見ていて楽しい。
◎著者おすすめポイント
子どもたちの後ろに時計の絵が描いてあり、どれくらいの時間が経ったのかがわかる細かい演出がいい。パンを作るとき、いつもこの絵本の「生地をたたきつける」場面が思い出されるほど印象的。出来上がったパンをほおばるシーンはほんとうにおいしそうです。
4『よもぎだんご』(さとうわきこ)
- 内容:ばばばあちゃんが子どもたちと一緒に野原へ行き、様々な野草の調理法や食べ方を教えてくれる。
- 対象年齢:3歳〜
- ポイント:口だけ出して手は出さない。子どもたちに調理してもらうばばばあちゃん。その真相は!?
◎著者おすすめポイント
自然と食がつながっていることがよく分かる一冊。3歳でも、よもぎだんご作りを一緒にできたので、興味があればぜひ挑戦してみてほしい。自分で作ったごはんはよく食べてくれる点も◎。
5『ながいながいあさごはん』(ボコヤマクリタ)
- 内容:いろんな動物たちが自分たちの朝ご飯を持ち寄り、最後にできあがったのは⋯!?
- 対象年齢:3歳〜
- ポイント:動物たちの関係性と、絵のほがらかさに心がほどける。
◎著者おすすめポイント
朝ご飯を特別にすると、一日が幸せになる気がする。そんな気持ちをおすそわけしてもらえた気分になれる。森の豊かな雰囲気、おいしそうなごはん、優しそうな動物たち。題名の「ながいながい」の真相は、最後「こうなるのかー!」と驚くことうけあい。
6『もちっこやいて』(やぎゅうげんいちろう)
- 内容:「もちっこやいて」というわらべうたに乗せたおはなし絵本。
- 対象年齢:2歳〜
- ポイント:みんなが集まってお餅を焼いて食べる。これを歌って遊びながら読むのがこんなに楽しいとは!
◎著者おすすめポイント
やぎゅうげんいちろうさんのわらべうた絵本は、絵がおもしろおかしく、そして楽しい。絵本を読んで楽しめない大人の方にぜひおすすめしたい。子どもと歌を覚え、なんでもないときに一緒に歌える幸せは一生忘れない思い出になるはず。
7『レストランふろ』(麻生知子)
- 内容:お風呂がレストランになっちゃった!?ちょっと不思議でユーモアあふれるお話。
- 対象年齢:4歳〜
- ポイント:食べ物とお風呂という意外な組み合わせで子どもが大喜び。
◎著者おすすめポイント
食べ物とお風呂のかけ合わせが今まであっただろうか。麻生知子さんは温泉もお好きということで、ユニークな発想がとてもおもしろく、そしてとてもおいしそう。私もラーメンのお風呂に入りたい。
8『おさじさん』(松谷みよ子)
- 内容:小さな「おさじ」が、赤ちゃんにごはんを食べさせるお話。
- 対象年齢:0歳〜
- ポイント:赤ちゃん絵本の定番。「おさじ」が擬人化されているのが可愛い。
◎著者おすすめポイント
次女はおさじさんのおかげで、熱いものは「ふーふーと冷まして食べる」ということを覚えました。離乳食期から2,3歳の「ごはんたべたくない気分」の日に、こういう絵本があると大人も助けられる。
食べ物絵本は「ごはんの時間」が楽しくなる魔法
生活から切っても切れない「食事」の時間。
絵本の力を借りて、
生きる=食事の大切さを
私も子どもと一緒にたくさん教えてもらえました。
また、食べ物絵本には、
【言葉のひろがり】音を真似したり
【食への興味】実際に作ってみたりなど
大人が子どもへ手渡せることが
たくさん隠れているんだと感じています。
気になる本があれば、
ぜひ図書館で手に取ったり、
本屋さんで見てみたりして、
おうちに迎えてあげてください。
きっと「食べることって楽しい!」という気持ちを、子どもと一緒に味わえるはずです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。