こんにちは!のかです。
5〜6歳になると、物語の流れを追ったり、
登場人物の気持ちを想像する力がぐんと伸びます。
そこで、しかけ絵本の登場です。
平面のみではなく立体で語りかけてくる世界観は圧巻!
今回は、ストーリー性のあるしかけ絵本を8冊セレクトしました。
子どもと一緒に読んでも、大人が一人で眺めても楽しい
名作ぞろいです。
対象年齢の欄は、
丁寧に扱えることを前提としてnokaが独自に設定しました。
壊れちゃうからね、優しくね、など声がけをしてから
一緒に眺めるといいと思います。
もう少し小さな子へのしかけ絵本は、
こちらで詳しく紹介しています。


おすすめ絵本 8選|物語の世界に入り込める
とびだす!どうわ シンデレラ
内容:かぼちゃの馬車、舞踏会、12時の鐘…名場面がテンポよく立体で登場。
対象年齢:5歳〜
ポイント:テキストやお話はすっきりと、しかけを楽しむ絵本。
価格もサイズも扱いやすいしかけ絵本の「王道」。ディズニーなどでストーリーを知っている方も多いため、単純に「しかけ絵本になるとどうなるの?」という目線で楽しめる。内容が短くまとまっているので、小さな子も一緒に見れる手軽さがいい。しかけ絵本の最初の一冊としてもおすすめ◎
とびだす!どうわ 3びきのこぶた
内容:わら・木・レンガの家をつくるぶたと、オオカミの攻防戦。
対象年齢:5歳〜
ポイント:繰り返し要素があり小さな子どもでも楽しめる。
昔からあるお話ながら、しかけがあることでひと味違う楽しさを味わえる。吹き飛ばされるシーンはページからはみ出すほどの大迫力!幼児さんならこのテーマの劇をするところも多いと思うので、一緒に眺めても楽しめる。
おばけやしき
内容:仕掛け満載の「ちょっとコワいけどおもしろい」をくすぐる探検型絵本。
対象年齢:5歳〜
ポイント:次は何が出る!?とページをめくる手が止まらない。
怖さとおもしろさのコントロールが絶妙。テキストも少ないので、絵に集中して、ぜひじっくりみて楽しんでほしい!こんなところにこんなおばけが⋯!?かくれんぼや宝探しのような感覚で見れるので、怖い<楽しいが勝っている様子の我が子たちです。
チャイコフスキーのくるみ割り人形
内容:各ページにあるボタンで曲が流れ、場面と音楽が結びつく絵本。
対象年齢:5歳〜
ポイント:視覚(場面)と聴覚(音)の多感覚体験でぐっと引き込まれる。
表紙が豪華で、音楽も質が高い。それぞれの場面にぴったりの音楽が流れるので、頭の中にお話の世界がふわっと広がっていく。プレゼントや大人の癒やしとしてもおすすめ。小さい子にはボタンが押しづらいというコメントもあるので、最初は大人が一緒にやって見せるといい。
不思議の国のアリス
内容:落ちたり、泣いたり、小さくなったり⋯。アリスの異世界体験が超精巧なポップアップで展開。
対象年齢:5歳〜(丁寧に扱える子)
ポイント:圧巻の造形。読むたびに新発見があり、想像力を強く刺激する「特別な一冊」。
とてもしかけが細かいので、扱いは「そっと・ゆっくり」を合言葉に!お話はとても長く、字も小さいので大人が読んであげることが必須。長女は「ここもうごく!」と一人でしかけをじっくり眺めて楽しんでいる。開いて飾っておいても映える名作。
フラワー・フェアリーズ(花の妖精たち)のお話
内容:繊細な妖精画とめくり・立体の仕掛けの中で、妖精たちを探すお話。
対象年齢:5歳〜
ポイント:自然や植物への興味関心・ファンタジーの世界への興味が広がる。
お散歩や外遊びのときに「ここにも妖精いるかな?」と、植物に対する目線が変わる。ルビありだが難しい言葉もあるので、大人もぜひ一緒に読んで楽しんでほしい。静かで美しい絵が優しく、寝る前の1冊としても相性抜群◎。
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クリスマスの足音 パラパラブックス vol.7
内容:小さな冊子をパラパラ漫画のようにめくると…映像のように“動く物語”。
対象年齢:5歳〜
ポイント:短時間で満足度が高い。小さいので待ち時間やおでかけにも◎。
初めて見たときは衝撃で、「これが紙で表現できてるの?!」とびっくり。動きのある絵で、何度も何度もめくりたくなる。1枚1枚の絵もかわいらしく、逆さから、反対からといろんな角度で楽しめる。単語帳ほどの大きさなので、持ち運びしやすく、プレゼントとしても渡しやすい。
星の本
内容:夜空を見上げたくなる「観察の入口」になる一冊。
対象年齢:5歳〜
ポイント:付属の赤青メガネで見ると、星が遠く、近くと浮き出て見える。
赤と青のメガネ、懐かしい!「浮き出て見える」ということが、平面の本とはまた違う見方を教えてくれる。公式のXで紹介され、40年前の本ながら最近になって人気が再燃し、重版されたそう。他にはない納得のおもしろさで、星が好きな子もそうでない子にも、ぜひおすすめ。
物語の“体験値”を親子で積み上げよう
5〜6歳は、「展開を予想する」「登場人物の気持ちを考える」など、
物語の理解が一気に深まる時期です。
6歳になった長女も、ちょっと難しいお話や細かいしかけなどから、
「こういうことかな?」と考えている姿をよく見かけるようになりました。
この時期からのしかけ絵本は、
大人もハマる方が多いと思います。
本屋さんでも実際に中を見ることができるしかけ絵本が増えてきているので、
ぜひ手に取ってみてください。
自分好みのものに
必ず出会えると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

