福音館「こどものとも」を定期購読してみた感想|4歳と7歳が一緒に楽しめた理由

こんにちは、のかです。
わが家では2025年4月から、福音館書店の月刊絵本「こどものとも」を定期購読しています。
下の子は年少で4歳。上の子は小1の7歳です。
「こどものとも」は、その悩みをかなりいい感じに埋めてくれていて、今のところわが家の「絵本といえばこれ」という立ち位置になっています。
この記事では、数か月読んでみて感じたことを、わが家の様子ベースでまとめています。
「こどものとも」ってどんなシリーズ?
4歳&7歳、それぞれの楽しみ方
夜の絵本時間での使い方
どんな家庭に向いていそうか
薄さや軽さ、価格など「本そのもののスペック」の話は、別の記事にまとめています。
気になる方は、あわせてどうぞ。
読み始めて感じたお話の幅の広さ
こどものともは、日常のお話の月もあれば、昔話みたいな雰囲気の月もあって、毎回けっこう印象が変わります。
その感じがあるので、「次はどんな話かな?」と待つ楽しみが続いています。
ここからは、わが家で印象に残っている号をいくつか紹介します。
まずは、親子で「へえ〜」「そうなんだ」が多かった1冊から。
かぐやひめ
実は私も内容をうろ覚えで、子どもと一緒に「そうなんだ!」となりながら読めました。
絵がとてもきれいで、かぐやひめの着物や装飾の細かさを、上の子がじーっと見ていたのが印象に残っています。
きょうはおしょうがつ
ちょうど季節の行事に合わせて絵本が届くのが、定期購読のいいところだなと感じました。わが家もちょうど祖父母の家に帰省していて、体験と重ねながら読むのが楽しかったです。
せんにんのいし
ファンタジーの話なのに、甘酒やひょうたんなど知っているものが出てきて、上の子→下の子の順番にハマって読んでいます。呪文が特徴的で、ときどき声に出してみたくなります。
同じ物語絵本でも、子どもがハマるきっかけが毎回ちがうので、見ているこちらも飽きにくいです。
こういう振れ幅があるのは、定期購読ならではのよさだなと感じています。
自分で選ぶと、どうしても「いつもの好きな感じ」に寄りがちなのですが、
定期で届くと、ふだんなら手に取らないテーマにも自然に出会えるんですよね。
その結果、「これ意外と好きなんだ」と親のほうが気づくこともあって、
わが家では絵本選びの幅も少し広がりました。
もちろん、鬼や昔話などで絵がリアルな回は、
「これはこわいから今日はいい…」と子ども自身が距離を置くこともあります。
でも、その「好みの波」も含めて、親としては毎月届くのが楽しみなシリーズです。
4歳と7歳、同じ1冊でも楽しみ方が全然ちがう
同じ絵本を読んでいても、上の子と下の子で見ているポイントがまったくちがうのが面白いところです。
・物語にぐっと入り込んで楽しむ
・一つ一つの言葉や意味を知りたがる
登場人物の気持ちを考えたり、
と自分なりの解釈を話してくれたり。
読んでいる途中に意味を聞いてきたりすることも増えてきました。
季節に合った話題が届く楽しみ
ここで、行事の絵本で印象に残っている1冊も書かせてください。
行事に寄り添う回が届くと、絵本の時間がそのまま家の会話につながるのがいいなと思いました。
「もりのひなまつり」は、まさにそんな1冊です。
ねずみばあさんが、おひなさまたちを森のひなまつりに連れていくお話で、森では歌ったり踊ったり、にぎやかにお祝いが進みます。ところが帰り道におひなさまたちが汚れてしまう場面があって、そこは親も子も一気にドキドキしました。
上の子は「間に合う?」「おひなさま、汚れたらどうなるの?」と先の展開が気になって、気持ちの動きまで追いかけるタイプ。
下の子は、切り株に並んだおひなさまたちや動物たちの様子を見て「かわいい」「これなに?」と、絵の雰囲気からぐいぐい入っていきます。
同じページを見ていても、上の子はお話として追っていて、下の子はその場の雰囲気を楽しんでいる感じでした。
こういう絵本があると、年齢差があっても「同じ1冊でいける日」が作りやすくて助かります。
・「その場のリズムや雰囲気」を全身で楽しんでいる
・何度も同じ絵本を読む
こんなふうに、家の中でも外でも出番が作りやすいのも、続けやすい理由のひとつでした。
「こどものとも」の出番は「夜」と「外出時」
わが家で出番が多いのは、夜の読み聞かせと外出のとき。
夜は「1人1冊」と決めていて、上の子は児童書、下の子がこどものともシリーズを選ぶことが多いです。
横になって読むことが多いので、薄くて軽いのは読む側としても助かります。
外出のときは、お気に入りとあまり読んでいないものの2冊を持って行きます。
新しい号が届いたときは、その1冊をほぼ取り合いしながら読んでいます。
その時期の話題に合わせて、子どもが「そうそう!」となりやすい身近なテーマの絵本を選ぶようにしています。
実際に、最初は反応が薄かったのに、あとから急にハマった号もあります。
最初は手に取らなかったけれど⋯
たとえば下の子の話です。
こちらの絵本は、最初は表紙だけ見てスルーされました。

つちくれたちの どろかれー (こどものとも2025年11月号)
でも上の子は前作の「きっさすなどーひー」が大好きだったため、「続きのお話だ!」と喜んで一人で開いて読んでいたのです。
となりで下の子が一緒に眺めており、そこから一気にハマって、最近は「これ読んでー」が増えています。
こんなふうに、最初はスルーだった号でも、きっかけがあると急に「読んで」に変わることがあります。
だからわが家では、反応が薄かった号もすぐに手放さず、本棚に戻しておくようにしています。
親目線での「こどものとも」の良さ
「読まなくなったらもったいないよね」
「図書館で借りるだけでもいいかも」
ここはわが家もかなり悩みました。
毎月届いても、反応が薄い月があったらどうしようって、始める前はけっこう気になっていたんです。
でも、続けてみて思ったのは、
「そのとき読むかどうか」より、まずは手に取れる場所にあることのほうが大事だな、ということでした。
届いたらリビングの取りやすい場所に置いて、最初の数日は短い時間でも一緒に開いてみる。
それだけで、気づくと上の子も下の子もふらっと手に取るようになっていました。
もうひとつ助かっているのが、きょうだいで一緒に読みやすい長さです。
長すぎると下の子が途中で離れやすいし、短すぎると上の子は「もう終わり?」となりがち。
こどものともは、その間をうまく取ってくれる号が多くて、「今日はこれでちょうどよかった」が作りやすいです。
こどものともが合いそうな家庭とは
実際に続けてみて、「これは合うご家庭が多そう」と感じたポイントを、わが家目線でまとめます。
- 年齢差きょうだいで、同じ1冊を共有したい
- 毎月の選書で迷いがち
- 忙しいけど絵本時間は残したい
同じ絵本を何度も読むのも楽しいです。
そこに新しい号が1冊加わるだけで、読み聞かせの空気がちょっと変わる。その感じがわが家には合っていました。
- 怖い絵が苦手で「号による振れ幅」がストレスになりそう
- 毎月増えるのがプレッシャー
- 0〜2歳が中心で、まだ短い絵本のほうが合いそう
「合う・合わない」は、実際に読んでみないと分からない部分もあります。
わが家も最初は迷いましたが、数か月続けてみて「これなら続けやすいね」と感じました。
気になっている方は、まずは無理のない範囲で試してみるのもいいと思います。
わが家が「こどものとも」を続けやすいと感じた理由
数か月こどものともと付き合ってみて、わが家の結論はわりとシンプルでした。
年齢差のあるきょうだいでも、同じ1冊を一緒に楽しめる回がちゃんと来る。これがいちばん大きいです。
上の子はストーリーや言葉をじっくり味わって、下の子はリズムやくり返しを体で楽しむ。
同じ本でも、見ているところが違うのが面白くて、読み聞かせの時間が自然に会話の時間にもなりました。
もちろん、毎号ドンピシャとはいきません。
それも含めて、毎月届く楽しさだなと感じています。
福音館の月刊絵本、気になるけど「どれから始めよう…」と迷っている方には、まずはこどものともを数か月試してみるのは、入りやすい選び方だと思います。
下のきょうだいがいて、もう少し短めのお話を好むなら、年少版を一緒に取るのも相性がよかったです。
年少版の感想は別記事にまとめています。気になる方は、あわせてどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。











