こんにちは!のかです。
2〜3歳になると、ことばの理解がグッと深まって、
「ストーリーを追う楽しさ」が出てくる時期です。
わが家でもこの頃から、
子どもがセリフを覚えて一緒に声を出したり、
「なんで?」「どうして?」と質問が増えてきました。
絵本が「考えるきっかけ」になる、そんな成長を感じられるタイミングです。
※本記事では、著者名は「敬称を省略」させていただいております。
また、文と絵の担当が異なる場合は 作者名のみを表記 しています。
重ねてご了承ください。
言葉の世界を広げる定番絵本
1『おおきなかぶ』(A・トルストイ)
・内容:おじいさんがかぶを抜こうとするけれど、なかなか抜けない。みんなで力を合わせるお話。
・対象年齢:2歳〜
・ポイント:「うんとこしょ、どっこいしょ」の繰り返しリズムで、子どもも自然に声を合わせたくなる絵本。
◎著者おすすめポイント
声に出して読むと親子で元気いっぱい楽しめる。小学校の教科書に掲載されており、長く楽しめる名作。
2『きんぎょがにげた』(五味太郎)
・内容:金魚鉢から逃げ出したきんぎょ。次はどこにかくれた!?
・対象年齢:2歳〜
・ポイント:ページをめくるたびに「どこにいるかな?」と親子で会話が盛り上がる探し絵本。
◎著者おすすめポイント
初めての探し絵本としてもおすすめ。きんぎょを見つけたときの嬉しさと得意さがまざって、何度も何度も読みたくなる。
3『はらぺこあおむし』(エリック・カール)
・内容:ちいさなあおむしがいろんな食べ物を食べ、最後は美しいちょうに成長するお話。
・対象年齢:2歳〜
・ポイント:曜日や数、食べ物の名前も自然と覚えられるしかけ絵本。
◎著者おすすめポイント
なんといっても特徴的な絵が目を引く。横長のページいっぱいに描かれたちょうは感動もの。
4『しろくまちゃんのほっとけーき』(わかやまけん)
・内容:しろくまちゃんがおいしいホットケーキを作るお話。
・対象年齢:1歳半〜
・ポイント:「ぽたあん」「ぷつぷつ」「ぺたん」など、心地よい音が描かれていて、子どももよく聞いてくれる。
◎著者おすすめポイント
親子で台所に立つきっかけにもなる一冊。次女は「ボウルをおさえてて」のところで、手を伸ばして本当におさえていました。
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5『おちゃをのみにきてください』(こいでやすこ)
・内容:いろんな生き物がお茶を飲みにやってくるストーリー。
・対象年齢:3歳〜
・ポイント:わらべうた絵本の中でも、インパクトが強くいつも歌ってしまう。
◎著者おすすめポイント
人がくるたびに主人公の見た目が変わっていくところが楽しくおもしろい。そのまま読んでも楽しめるが、音源を聞いてから読むとリズムが頭に残るのでおすすめ。
番外編:ちょっとユニークで記憶に残る絵本たち
我が家で実際読んでみて、特に印象に残った絵本を
こちらでご紹介していきます。
『ごろごろにゃーん』(長新太)
・内容:飛行機に乗ったねこたちが空を飛んでいく、なんとも不思議な絵本。
・対象年齢:2歳〜
・ポイント:繰り返しのことばがクセになる。読んでいる方が楽しくなる。
『あぶくたった』(松谷みよ子/太田大八)
・内容:わらべうたを絵本化。リズムに乗せて楽しめます。
・対象年齢:1歳〜
・ポイント:手遊び歌として子どもと一緒に楽しめる良書。
『ノンタンがんばるもん』(キヨノサチコ)
・内容:
・対象年齢:2歳〜
・ポイント:ケガをしたノンタン。「がんばれー!」と一緒に応援したくなる絵本。
2〜3歳と絵本を楽しむ方法
- 静かな時間へ移行するときに読む
- 落ち着いてほしいときに読む
- 夜寝る前の習慣として読む
我が家の絵本活用法はこんな形です。
幼稚園や保育園でも
このように絵本を活用している場所が多いと聞きます。
①静かな時間へ移行するときに読む | お昼ごはんやお昼寝タイムの前 |
②落ち着いてほしいときに読む | 外遊びや体を使った遊びのあと |
③夜寝る前の習慣として読む | おふとんに入ったタイミング |
楽しみが増えるということもありますし、
習慣化することで、
子どもも自然と生活リズムをつけられるようになったと感じています。
番外編:食べ物絵本
ごっこ遊びが楽しくなる時期。
食べ物絵本を読むと「ままごと」や「お店屋さんごっこ」に発展して盛り上がります。

言葉の世界が一気に広がる時期
2〜3歳は、どんどんいろんなことを吸収していきます。
なので絵本は「学び」よりも「楽しい!」を軸に選ぶのがポイントです。
定番の安心感も、
ちょっと外したユニークな本も、
子どもの心を動かす力があります。
ぜひお気に入りの一冊を見つけて、親子の時間を楽しんでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。


